2016年09月23日

『修証義』 第12節

「しゅしょうぎ」は、道元(どうげん:1200−1253)禅師のお言葉を集めて作られた曹洞宗の基本聖典です。仏教の要点を全31節にまとめて「仏さまの教えとは何か」を解説しています。
皆さまに仏教とのご縁を深めていただきたいと願い、古文形の『修証義』を現代語に翻訳しました。卒業論文で初めて試みて以来、この作業はわたくしのライフワークになりつつあります。わたくしの等身大の『修証義』としてご覧いただければ幸いに存じます。

正雲寺副住職 無聖(むしょう)
http://shounji.or.jp


【第12節 現代語訳】
残念なことですが、世間には、「三宝」の名すら聞いたことがないという人々も多いのです。そういう人々は、自分の手に負えないような苦しいことが起こると、占いを信じたり、神に頼ったりします。そのようなことをしても問題の解決にはなりません。一刻も早く、仏法僧の三宝を敬い、これを頼りとしなさい。人間の諸々の苦しみを除くための現実的で具体的な方法を教えてくれるのは三宝だけです。そして最後には、何ものにも脅かされない心の平安を得ることができるのです。

【用語解説】 三宝(さんぼう)
三宝とは、仏教における三つの宝です。お釈迦様ご本人と、お釈迦様の説く教えと、その教えを守り継ぐ仏弟子のことです。これを「仏法僧(ぶっぽうそう)」といいます。


タグ:お経を読む
posted by むしょうさん at 07:00| Comment(0) | 現代語訳『修証義』
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