2016年10月05日

問い:ペットにもお葬式が必要ですか?

答え:それはあなたのお心しだいです。

お葬式は、亡くなった命が天国への道を歩むために最初にくぐる「門」だと思ってください。どこに向かえばいいのか迷っていた精霊(亡くなった命)が、お葬式によって、この正しい門を見つけることができるのです。そう考えれば、すべての命にとって、お葬式は必要ということになります。しかし、何より大切なのは、あなたの「ご供養をしてあげたい」という清らかな心です。

仏教では、動物も人間も同じ命と考えます。命は過去世・現世・来世の三世を永遠に生き、「生まれて死に、また生まれて死ぬ」を繰り返します。これを仏教の言葉で「輪廻転生:りんねてんしょう」と呼んでいます。この繰り返しの中で、たまたま動物として生まれ、たまたま人間として生まれただけと考えるのです。私たち人間も来世には動物に生まれ変わるかもしれませんし、ペットは人間に生まれ変わるかもしれません。荒唐無稽に聞えるかもしれませんね。大切なことは、私たちは皆同じ条件のもとで生きているということです。ですから、命の尊さに違いはなく、そこには差別はないのです。

人が亡くなった時は、誰でも当たり前のようにお葬式をします。動物だからという理由で命を軽んじていいわけがありません。他の命を軽んじるということは、自分の命を軽んじることでもあるのです。命を尊ぶ心は、人に対しても動物に対しても同じでありたいと存じます。

正雲寺副住職 無聖(むしょう)
http://shounji.or.jp/pet.html

タグ:ペット供養
posted by むしょうさん at 00:00| Comment(0) | 人生相談
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